2023年のIPO当選銘柄(【7120】SHINKO)の状況整理をしてみる

上場日等の詳細情報は、みんなの株式のIPO情報を参照して下さい。

IPO(7120_SHINKO_大和証券)

[2023/03/21 更新]
大和証券で1単元当選。公募価格は2,200円であった。

事業の概要としては以下の通り。

  1. システムのサポート、機器の保守、コールセンタ、ヘルプデスクサービス(保守サービス事業)
  2. 医療機関、福祉施設、一般企業、官公庁向けにシステムの設計、構築、設置工事、展開管理等のICTサービスを提供、また顧客の要望に合わせた機器の提案、販売(ソリューション事業)
  3. IT機器の保守、点検、修理を行うカスタマエンジニア、システムの設計やネットワーク
    の設計・構築、派遣先企業のフロント営業のサポートを行うシステムエンジニアの派遣(人材サービス事業)

保守サービス事業は、メーカーに属さない独立系の保守会社であるけれども、PHCとの繋がりが大きいように感じられる。また、ソリューション事業においても、説明冒頭に“医療機関”とあることから、やはり病院やクリニックに対する業務が多いイメージを持つ。

なお、売上高割合としては、保守サービス事業が31.6パーセント、ソリューション事業が53.1パーセント、人材サービス事業が15.3パーセント。一方で、利益率はソリューション事業が最も低い。

人材サービス事業に大きく偏ってはいないため、会社としての特徴はしっかり出ていると感じる。

2023/03単体予想として、EPSが246.04、公募価格2,200円をベースとすると、PERは8.94。同事業体で近しい企業を探ると、およそPERは12~13あたりと感じる。計算すると、2,950~3,200円。

配当予想が70円のため、公募価格で持ち続けても悪くない。もしも売り抜けるとしたら、切りよく公募価格2,200円に1,000円を加算して3,200円での売却を考える。前述の予想幅とも合致するため、納得感はある。

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