テアトル新宿 > odessaシアター > 座席F-9 にて、20:00の回を鑑賞。頑張って19時過ぎに退勤し新宿へGO。
下北沢を舞台とした恋愛群像劇。下北の古着屋で働く27歳の男と、彼を取り巻く4名の女+@。ドロドロは一切なくカラッとした軽やかさ。演技もアドリブがふんだんに含まれているのかな? と感じつつも、2、3回セリフ回しで詰まったところにフッと「あれ?」と我に返ってしまったことから、やはり演出なのかな? とも思えてしまう新しさ。
2時間の中で多くの登場人物が出てくるのだが、みなキャラが立っていて、だからこそ、終幕近くの四つ巴の場面は修羅場なはずなのにコミカルに感じられ安心感を覚えたのだった。
そういえば、城定イハの2番目の彼氏は十両力士(かなりスゴい!!)。五叉路が役を取られたのも関取。「おや、繋がるのかな?」と思いきや、後半出てきた際には“ざんばら髪”ではなく、ここはリンクしないのね、とも感じたり。でも、何かしらこの作品では人物であったり、言葉であったりが濃くも薄くも繋がっている、街の上で。
公式サイト: 街の上で
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