昨日地場の工務店を訪れ、なんだかモヤモヤしたものを抱えたまま、工務店と比較すべくハウスメーカーに触れる。とあるメーカーが杉並で実施している完成見学会に参加し、その後浜田山展示場を訪れる計画。なお、購入予定の土地があることは伏せることにした。昨日の経験から、しっかりとメーカーを見極めるためにも、契約を急かされることを避けたかったため。
電車を乗り継ぎ、こんな機会がなければ絶対に降り立つことのない浜田山駅に到着する。遠すぎ……。
さて、杉並の完成見学会を終え感じたこと。昨日の工務店で紹介された建物よりはとてもしっかりとした印象を受けた。一方で、夫婦ともにここでもなんだかしっくりとこない。限られた予算内での工夫を伝えられたが、おそらくここでも自分たちの要望を満たしていないからだと気付かされた。
例えば、3階建てであり部屋数が多いことで閉塞感を覚えたこと、フローリングや壁の素材が好みに合わなかったこと、など。ハウスメーカーであることから、それなりに自分たち好みにできそうではあるが、昨日の工務店と根本部分が似ているように感じられた。
その後、浜田山展示場で4つのハウスメーカーの展示場を訪れる。先に完成見学会に参加していた良かった。なぜかと言うと、各社の展示場は大部分の都内の土地に建つ家屋とは違い、潤沢な(ハウジング展示場の)土地に建つ最上級スペックの建物だったから。先に展示場を訪れていたら、いろいろと錯覚していたのでは、と恐怖すら覚えてしまった。
各社での会話の大枠はある程度同じものだった。
- 値引きはしっかりしますよ
- 構造はしっかりしており、品質には自身が持てますよ
- 土地はこちらでも探しますので希望をお伝えください
すべて展示場にて即アンケートに記入してしまったため、実はそこで担当した人が契約後も継続して担当するということについては後から知ったのだった。4社のうち3社の担当者は全くフィーリングが合わず、この時点で候補から外れることとなった。また、残り1社についても、この展示場では最後になんとなく入ったメーカーであったため、担当者はとても良かったが会社の推しの文句があまり好みには合わず保留扱いとした。
来週、自転車で行ける距離の展示場に訪れる予定だが、今回の経験を機に、勤め先経由でハウスメーカーの担当者を紹介してもらおうと決めたのだった。