キネカ大森で『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』を観てきた

キネカ大森 > スクリーン1 > 座席E-6~7にて、15:50の回を鑑賞。

新型コロナとの共生が見えてきた中、気を付けながら8歳の娘とキネカ大森に足を運んだ。落ち着く古風な映画館にかなりマッチした展示物がキラリと光る。背の高いチラシ配布ラックにカラー印刷したプリントを展開するなんて、絶対にキネカ大森でしか見ることができない。

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の展示物

さて、本作について、映画館では一度も観たことのない名探偵コナン、映画シリーズは25作目という。第1作の『時計じかけの摩天楼』の印象が強くて、他にはあまり言えない。『天国へのカウントダウン』、『ゼロの執行人』くらい……。

脚本の大倉崇裕さんはミステリ作家でもあるので、この辺は期待大。もちろんガチガチのミステリなんて望んでいなくて、いやいやいや……って言っちゃうくらい破綻していなければOK。あと、子供が楽しめればOK。あれ、意外と求めるレベルが高いかもしれない。

ネタバレは避けるとして、最後の封鎖は展開が読めてしまったのと、突っ込みどころが大人目線だと多分にあり少々引いてしまった。ただ、子供目線だと相当満足度高かったようだ。鑑賞後の帰り道で、饒舌にストーリーを述べつつ、好きだった場面を言える記憶力はさすがとしか言えない。

席に座っていて感じたのは、大きな人たちは静かにみている一方で、子供たちは“ハッ”と手を合わせたり、少し前のめりになったり、体をくねらせたり、なんだか映画を心も体もすべてを使って楽しんでいるんだな、ということ。率直に羨ましく感じた。私自身はこのような観方をすることはもうできない。ただ、映画を映画館で観ることが好きなのは、このような映画館でのいろいろな雰囲気、風景を楽しむことがが好きだからかもしれない。

娘の映画の範囲も徐々に広めていこう、ということで新型コロナの状況を見つつではあるが、映画生活を少しずつ再開していこうと思う。

公式サイト: 名探偵コナン ハロウィンの花嫁

私的お気に入り度: (6.5/10)

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