6月15日にスウェーデン式サウンディング試験を行った。地盤調査としては2回目、効果的な液状化対策を行うために再度の実施となった。
測点数としては5か所、調査深度は1か所が15.00m、他4か所が10.00mであった。
5か所共に10mまではほぼ同じ結果となったため、代表的な1か所を掲載。
この結果を受けて、液状化対策としての基礎補強計画は以下となった。
- 杭種: 遠心力鉄筋コンクリート杭
- 打設方法: PSD-S工法II (既製RC杭圧入工法)
- 杭径: φ 250mm
- 杭肉厚: t 50mm
- 杭の長さ: L 3.00m
- 杭継ぎ手: 0箇所
- 施工個所数: 28箇所
杭図面は以下の通り。
照査として、設計用荷重や長期許容鉛直支持力の算定結果から、企てた計画により計画建物を長期的に安全に支持することができるという検討結果が得られた、と報告書は結論付けられていた。