2018年5月末の再実施設計完了に向けて水回りの減額検討を進めている。その中で、キッチンの再検討を実施し決定した。
約半年前のキッチンの検討結果を再整理し納得のいく形で変更できた。キッチンに関しては、コスト削減もさることながら、今回の実施設計遅れに伴い、クリナップの“S.S.”のリニューアルに伴う部材調整が困難になってしまった背景もあった。
そのため、クリナップの“S.S.”の見直しも兼ねていた。線表通りに事が運ばないとこのように他への影響も発生してしまう。身をもって知ることとなった。
さて、キッチンについて実はコスト削減可能性を考慮して、事前に候補を決めていた。TOTOの“ミッテ”である。天板がステンレスであり水返しも備えている、またキッチン奥壁の立ち上がりもそのままステンレス天板が連続する。微粒の銀河エンボス仕様も好感触。
また、もう一点、機能性として“つま先らく押し水栓スイッチ”は相当使いやすいと感じた。両手がふさがっているときに足元での水栓操作は、ショールームで当該行動を想像した際にもとても良いと感じた。さらに、ショールームで配管を必ず確認しているのだが、クリナップと比べて大きくシンプルな構造。メンテナンス性は長けていると感じた。
扉の色としては、シーングレージュで木材の色とマッチする落ち着いたホワイトを選択した。