ヒューマントラストシネマ有楽町 > スクリーン2 > 座席E-3 にて、20:45の回を鑑賞。
『コット、はじまりの夏』に続いて鑑賞した本日2本目の映画。
以下、公式サイトより引用です。
物語の舞台は1820年代、西部開拓時代のオレゴン。
アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である、たった一頭の牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだった――!
タイトルから、一頭の牛を中心とした少々コミカルでダークなお話かな、と思っていたが、ちょっと違った。牛は、物語を展開するひとつの材料で、タイトルに付けるほどでもないな……、というのが正直な感想。
お菓子の恨みは怖いんだな、という伏線回収も為され、最初と最後がきれいに整った作品だった。ただ、なんとなく先は見え、未開拓地で繰り広げられる小さな“承転”の繰り返しがゆっくりした時間が物語のメリハリを薄くしていく。ゆっくりと家で観てもいいのかな、とも思えた一本でした。
公式サイト: ファースト・カウ
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