ヒューマントラストシネマ有楽町 > スクリーン1 > 座席E-9、E-10、E-11 にて、14:25の回を鑑賞。
家族がバレエに関係していることから、バレエ関係の映画のチェック率は高い。この映画は、ちょっと外れてはいるが、気軽に楽しめるかな? フランス映画だし、ということで足を運んだ。
フランス語タイトルは『EN CORPS』、直訳すると『体内』となる。(からだの)内から感じるままに? など、映画を観た後でもちゃんと解釈できない。だから、邦題は納得。分かりやすい。
主人公の所属するバレエ団体は中規模と感じる。ただ、公演の質が大変よくなく、本当にこれでお金とるの? というレベル。映画を観ながら、どうでもいいところに意識が削がれていた。
そんな公演中に主人公が、彼氏の浮気的な行動で集中できずに足を怪我する。心技体がバレエに必要だけれど、公演間際にこんな展開ってあるの? とまた意識が削がれる。これは良くない。
主人公は、その後葛藤の末にバレエ以外に興味を見出すのだが、これが“コンテンポラリー・ダンス”だった。予告などからはコンテンポラリーへの転向は紹介なかったが、ある意味納得。バレエにコンテンポラリー部門もあるし、親和性は大変高い。
印象深い場面として、「バレエは上空に向かうように踊り、コンテンポラリーは地をしっかりと踏み踊る」という例え。親和性は高いが、対話相手が違うということで妙に納得した。
公式サイト: ダンサー イン Paris
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