渋谷のシアターNに観に行ってきたよ、掲題の映画。監督・脚本がジョージ・A・ロメロっていうんだから、観に行くしかない。
今作はゾンビだの死体だのはのそのそ歩いたりしない、ロメロらしからぬ? 一作に仕上がっていた。と言いつつ、中身観てもらえればわかるんだけど、やっぱりロメロだ! って思えちゃうんだけどね。
さて、内容ですが、冒頭部分からクライマックスでした。何が始まるの!? この子たちが主役なの!? と思いきや、まさかまさかのいきなりデッドエンド。ロメロ映画を知らずに観た人はガッカリすることこの上ない。ちなみに、正気を失っていく人たちは決してドロドロしておらず、むしろ本能の赴くまま楽しんでいる。これは、同監督の『ドーン・オブ・ザ・デッド』と交錯する。
ちなみに、DVD発売されています。もちろん、それでも良かったんだけど、やっぱり劇場のスクリーンで! というのが乙なんだよね。そんなわけで、2010/3/6~4/2まで同じくシアターNにて『ゾンビ HDリマスター ディレクターズ・カット版』をやっちゃうらしいよ。これは、ショッピングモールのゴブリン音楽を聴きに行くしかない!
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