恵比寿ガーデンシネマで19時の回を観てきました。初日、2日目の1回目; 11時30分の回だとハチミツやらトフィーやら貰えたりしたんだけど、少し悩んでスルーしました。
さて、掲題の映画、フランス映画+少しだけ日本映画。ユキ役のノエ・サンピは役柄同様、フランス人と日本人のハーフで9歳。ニナ役も役柄同様、9歳。あらすじは、公式サイトを参考にしてみてね。以下の感想では、ちょっとだけネタバレするよ。
鑑賞中は、要所でBGMの無い生の音を感じつつ、映画の世界に入り込んでいた。そして鑑賞終了。いくつかの腑に落ちない点を抱えつつ、劇場を後にした。近くのカフェで30分くらい経った頃からだろうか、じわじわと『ユキとニナ』の世界が頭の中を駆け巡り始めた。
心地の良い無音の間と自然の音。そして、ユキとニナが見せる素朴で自然な表情。スクリーンの中で時折見せてくれるその表情は、おそらく演技とは感じられない素の表情。印象的だった場面のひとつとして、”愛の妖精”が送った手紙をユキの母親が読んで涙するシーン。母親が嗚咽をあげる傍らのユキの表情がとてもおもしろい。
また、ユキが踏み込み迷う森の奥の話。後に分かる、ユキの母親も同じように迷い込んだこと。何となくだけどね、『となりのトトロ』を思い出した。
鑑賞後の心情が大きく揺さぶられた作品は久しぶり。合う合わないはもちろんあるんだけれど、個人的にはぴたりと嵌った作品でした。にゃにゃにゃ!
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