上場日等の詳細情報は、みんなの株式のIPO情報を参照して下さい。
[2022/04/25 更新]
SBI証券にて8年目にしてようやく当選した。IPOチャレンジポイントは端数を処理する形の48pt突っ込んでいた。とくに何ポイント使おうなどは考えていなかったので、当選枚数が多めだったことや、最近の相場の不安定さが影響して、うまく引っかかったのだろう。
直近のポイント単価は500~700円程度なので、25,000~30,000円程度のプラスが期待値となる。公募価格は470円なことから、750円程度まで上がればよい感じ。ちなみに、NISA投資可能枠が余っていたので、NISA預かりとすることにした。
規模としては小~中型のグロース銘柄。VCは1.5倍価格でロックアップ解除で、数は150万株程度。単価が安いために、この辺は一気に食いそうな気がする。
メインサービスは、2010年にサービス開始した、“ツイキャス”。Twitterと連携するストリート・ライブキャスティング・サービス「TwitCasting Live for iPhone」が原型となる。個人的には、2015~2016年あたりからよく耳にするようになった記憶。“ツイ”が付くだけに、やっぱりTwitterが頭に浮かぶが経営上は一切関係がない。
競合サービスとして、国内では“ニコニコ生放送(ニコ生)”、海外まで含ると“YouTube LIVE”、“Twitch”あたり。この中では、Twitchの勢いはあるなぁ、という印象。やはり、ライブ配信の先に収益を見越しているならば、その土壌が整っているところに人は流れがち。ただ、国内だけみれば、ツイキャス&ニコ生以外はあらかた淘汰されてしまった印象。一時期CM露出が多かった“ふわっち”も最近は耳にすることがほぼ無い。そういう意味では、ツイキャスが迷走せずにサービスを提供し続けていければ、プラットフォーマーとしての強みがより生きてくると感じる。
なお、IPOによる資金用途としては、“システムの機能強化及び安定的な稼働のためのインフラ費用、認知拡大・ブランディングのための広告宣伝費用として充当する”としている。これから2期ほどは広告宣伝費に多く費やすと読む。比較対象銘柄はあまりないが、近しい資金用途としては、【4176】ココナラ の株価推移は参考になるかもしれない。ざっくりと上場近辺だと、1,100円あたりを目安にしたい。
[2022/04/29 更新]
4/25に記載していた通り、【4176】ココナラ の株価推移と直近のマザーズ概況を加味して、上場初日には売らず様子見。2日目に1,200円近辺に指値を設定しようと考えた。
昼間はザラ場確認はできないため、その日の夜に株価推移をチェック。初値は902円でその後に一時ストップ高(1,052円)となるも、1,028円で取引を終えていた。嫌な引け方と感じはしたが、一方で1,000円は死守していたため、少々考え1,326円で指値売り注文を出すことにした。ストップ高である1,328円にギリギリ届かないことを想定し、許容範囲の2円下げた価格設定とした。いつもの注文方法、一桁目が”6″、もしくは二桁が”20″ or “60” に合わせこんだ感じ。
結果を上場二日目の夜に確認し、10時過ぎに早々にストップ高(1,328円)を付けていた。そのため、指値の1,326円で取引成立となった。NISA口座売買の最短記録達成。SBI証券のIPOチャレンジポイント単価について、初値売りの場合は900円、今回の指値売りでは1,783円であった。
なお、【5031】モイ 売却後の株価推移としては、14時過ぎに一気に1,000円近辺まで下げるも、引けは1,228円と20%近く戻していた。かなり良い引け方に見える。とはいえ、近しい業態での参考例もないし判断に迷う。【4017】クリーマ のように、上場二日目の高値からさらに3~5%程度上がるかもしれないが、やはり頭打ちは見える。ということで、この売値には改めて納得することにした。