2021年のIPO当選銘柄(【4176】ココナラ)の状況整理をしてみる

上場日等の詳細情報は、みんなの株式のIPO情報を参照して下さい。

IPO(4176_ココナラ_大和証券)

[2021/03/18 更新]
大和証券で当選。主幹事が3社であり、大和証券はその中でも最も割り当て枚数が多い。とても当たりやすい部類だと思う。

知識やスキル、経験を形ある商品としてECプラットフォーム上で売買をする。無形で各人が無価値だと思っているものも、実はある人にとっては価値有るものに変わるかもしれない。それを具現化したサービスとなる。たびたびTVでも取り上げられており、サービス内容を聞いて「聞いたことあるかも?」感覚に陥るかもしれない。

この手の先駆的なプラットフォーマーについて比較対象をそるえるのは難しい。【4385】メルカリ、【4017】クリーマあたりが思いつくが、そもそものサービス内容が異なる。あくまでプラットフォーマーとして先駆的な動きをしたか、というところに行きつく。ちなみに、クリーマはGMOペパボが展開するminneよりも1年半早くスタートしており、ハンドメイドのECプラットフォーマーとしては先駆者である。

比較対象が無いのもあれなので、2021/3/18時点の時価総額から見てみる。メルカリは8,867億円(売上高約760億)、クリーマは292億円(売上高20億)。ココナラの同年度の売上高は約18億なので、実は公開価格(1,200円)が妥当なラインとなってしまう。

ただし、単年度というスポット的な見方でもあるので、ココナラの成長性を考慮すると長期的な保有が良いと感じる。毎年度150%の成長率となっており、プラットフォーマーの強みがどこまで生かせるか、他に食われないか、観察し続けていきたい。

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