シネ・リーブル池袋 > シアター2 > 座席F-3 にて、16:20の回を鑑賞。
『クラユカバ』鑑賞後のそのままの流れで観る。こちらも、『クラユカバ』同様に予備知識なし。
スピンオフであるが、福面党は一切出てこない。そのため、覆面も登場しない。ただ、福面党に属していた機転きく悪党はしっかり登場。暗闇繋がりがここで出来た。
本作をイメージした限定品。結構な人たちがこの“箱庭夕焼けオレンヂ”ジュースを購入していた。世界観出ているから納得いく。
『クラユカバ』のストーリーに何かしら組み入るのかと思っていたが、そうではなかった。ただ、テーマとしてはやはり暗闇が付いて回る。未知の暗闇(地下の炭鉱や天然の洞窟)の地図を主人公は作成し、お金にする。この地図が悪党どもに利用された大騒動が本作となる。
あくまで、暗闇の淵までも行かず、明かりの届く場所での物語となっているので、『クラユカバ』のような暗闇の深さを感じることは無かった。ただ、世界としてはひとつであり、そこで繰り広げられている出来事として、楽しむことができた。世界観を維持しつつ、短編集を作り込んでいくような感じ。基盤は出来上がっているので、あとはどんな作品を展開していくのか、期待が膨らむ。
公式サイト: クラメルカガリ
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