正式なライブタイトルは、小沢健二 ft. スチャダラパー VS. スチャダラパー ft. 小沢健二 HOT STUFF PROMOTION 45th ANNIVERSARY 今夜はブギー・バック発売30周年記念ライブ「ぶぎ・ばく・べいびー」となっており、いろんな記念日が詰め込まれたライブだった。この時期はいつも日比谷野音でのライブ参戦が常だが、今年は再整備が計画されていたり等で開催されず。そんな折のこのライブだった。
3月中旬のオフィシャル先行予約で無事にチケットをゲットし、あとは頑張って平日である4/26の業務調整をこなす。18:30まで渋谷のコワーキングスペースでテレワーク&ギリギリMtgを遂げる。代表報告もあったし、もうホントにギリギリだった。そのせいもあって、ライブは一転心安らかに参戦することができた。
なお、中抜け連絡をしてどうにか物販に足を運ぶことにした。事前に目当ては定めておく。グリーン×イエローのTシャツ(Mサイズ)、次点はネイビーxライトブルー。ナチュラル×ネイビーのBOOGIEBACK ELEMENTARY キャンバストート(Mサイズ)、無かったらとりあえず、Mサイズ→Lサイズ&ネイビー→ブラックの優先順にする。
結局、業務の立て込みなどもあり、NHKホールに到着したのが物販開始1時間も後のこと。15:00ちょっと前。列は短く物販売り場に入る。
Tシャツ余ってるじゃんと思ってたら、紹介展示用で実際はほぼ完売状態ということに気づく。
迷っていたら見てるそばから完売していくことが分かった。そのため、チラッと色味を確認し、Tシャツとトートバッグを急ぎ会計する。結果、どうにかどちらも購入することができた。Tシャツは、次点の色が残っていたので良かった。ただ、全体の7割は完売状態。トートバッグも同様で、ブラック×ネイビーのBOOGIEBACK UNIVERSITY キャンバストート(Lサイズ)のみが残っていた。迷わず購入。
その後、コワーキングスペースに移動する。途中でタワレコ(渋谷店)に立ち寄り、専用ポップを目に直に焼き付ける。
5分ほど滞在し、移動&業務再開。ギリギリまで業務をこなす。終業打刻を行い、急ぎ足でNHKホールに向かう。到着時刻は開演5分前、ただし少し遅れていたそうで救われた。
息を落ち着かせるために、お祝いの花を見る。テレビ朝日のMステやJ-WAVEなどの中で、小籔千豊の名前が光る。
その後、会場入り。最速先行ゲットだったが、席は2階の前方だった。しっかりと見渡すことができ、NHKホールの懐の深さを知る。
15分ほど遅れて開演。
“小沢健二単独” → “小沢健二 ft.スチャダラパー” → “スチャダラパー ft.小沢健二” → “スチャダラパー単独” → “小沢健二 vs. スチャダラパー” といった感じで偏りないライブ構成だった。
スチャダラパーのパートとして開幕は、『超時空戦隊サンミドル』。いや、小沢健二ファンもいるのに攻めすぎでしょ、ってちょっと突っ込みができる嬉しさがあった。
ほか、うろ覚えだけど、大体のセットリストは以下の通り。
- 超時空戦隊サンミドル
- サマージャム ’95
- B-BOYブンガク
- 今夜はブギー・バックが生まれる前の名も無きデモテープ
- 今夜はブギー・バック
- ライツカメラアクション
- MORE FUN-KEY-WORD
- ヨン・ザ・マイク
- GET UP AND DANCE
- セブンティーン・ブギ
- おしゃれミドル
- ザ・ベスト
- 彼方からの手紙
- インスト×2 (思い出せなくて悔しい…)
- ぶぎ・ばく・べいびー
なによりも豪華と感じたのは、スチャダラパーのパートで小沢健二がバックバンドとして入り込んでいること。異質な空間だった。『ライツカメラアクション』でのコラボ、『彼方からの手紙』でのバックバンドでの弾きは聴きなれていても特別感があった。
アンコールでは、みんな大人になって子供もできて、そんな世代の流れが一気に表現された舞台になっていた。ちなみに、うちの子供もBOSEやオザケンの子供と同じ年度生まれ。ステージの光景は楽しくもあり、感慨深いものでもあった。
小沢健二の最後の一言「日常に帰ろう (日常に戻ろう?)」で、この夢のようなライブは幕を閉じた。余韻に浸りながら、代々木公園のケヤキ並木道に出る。
ふと見上げた先に映るNHKホールの電飾が、夢見心地を我に返らせてくれた。歩いて、明治神宮前駅に向かった。