春恒例となったスチャダラパーの日比谷野音ライブ。昨年のLIQUIDROOMのライブ『暮れの元気なごあいさⅢ(KGGⅢ)』にて告知のあった、SCHADARAPARR THINGS。
物販のために13:30に日比谷公園に向かう。そして、現地到着しチケットを忘れたことに気付く。ひとまず予定通り、EP『スチャダラパー・シングス』、『余談 スチャダラパー・シングス』、そして以前発売されていた『スチャダラ大作戦ロゴキーホルダー』を衝動買いし、都営浅草線に乗り込み早々の帰宅。チケットを手に取り再度日比谷公園へ。開場15:30、開演16:30、会場入りはギリギリ16:25だった。危ない危ない。座席は、B2-20番台。悪くない席だ。
スタートは、最新CDの中の1曲『スチャダラパー・シングス』、繋がる『ライツカメラアクション』。『fun-keyLP』のトラックの安定感は言うこと無い、『CHECK THE WORD』からの『MORE FUN-KEY-WORD』、そして『レッツロックオン』へ。
あと、初っ端のMCで「スマホで取るなら今まとめて! それをみんなでハッシュタグ“#スチャダラパー・シングス”付けて」というスマホポチポチ欲求を先に満足させるという斬新なやり口も。もちろんパシャリ。
その後、ロボ宙の新アルバム『scrappin』から3曲、『hey young world』、『音楽の料理法』、そして野音限定『walking(KASHIF REMIX)』。『音楽の料理法』は前述のLIQUIDROOMのライブでも演ってたね。
後半ではおどろおどろしい出だしで『荒野ウォーカー』。ここからのセットリストは下記の通り。
- 荒野ウォーカー – con10po 2006
- 中庸平凡パンチ – 1212 2015
- アーバン文法 – fun-keyLP 1998
- Boo-Wee Dance – 1212 2015
繋ぎが素敵すぎる。新旧のトラック織り混ざっての展開なので尚更新鮮。
ゲストで、かせきさいだぁ&シャシャミンが登場し、『GET UP AND DANCE』。『ワープトンネル』のピコピコサウンドもいい感じ。そんな雰囲気のまま夜も更けていく。そこで響く『Shadows Of The Empire』では、ついつい周りのビル群を見渡しちゃうほどのマッチ具合。
今年は、『サマージャム’95』をやることなく、珍しく単独の『今夜はブギー・バック(smooth rap)』。もちろん小沢くんは出ないし、小沢くんのお面をかぶったシャシャミンも出なかった。みんなで大合唱、「ダンスフロアーに華やかな光~僕をそっと包むようなハーモニ~」。最後は、『彼方からの手紙』で締める。
暗転後のアンコールは、『君のSince 2018』からの『ザ・ベスト』。アニの示す“ECD WAS HERE!!”を心に刻み、今日の余韻に浸りつつ来年も開催されると信じて帰路についたのでした。