2月22日に点検し、4月17日、5月29日に補修対応となった。やはり、新型コロナによる部材や人員調達への影響はすさまじく、日程調整にかなり時間を要することになった。
なお、1年点検よりも指摘件数は少なく、家のつくりの良さが改めて感じられた。
- 一部部材の元からの欠損
- 漆喰補修
- 建具調整
漆喰補修、建具調整については、1年点検時と同様の内容。やはり木が経年である程度やせていくため、同様の処置はしばらく必要。そして、徐々に整っていく。
とくに引き戸については、造作になればさらに経年の調整が必要。逆に、建具枠やレールが規格化されている市販品はここまでの調整は不要だろう。
一方で、家の中の調和で考えると、造作だと自由に整えることができるが、市販品はどこかで妥協をしなければならない。まさにトレードオフ。しっかりした初期施工、且つアフターメンテナンスに長けている工務店でないと造作は正直怖いとさえ感じる。
さて、冒頭の通り、補修スケジュールの調整までに時間は要したが、内容としてはトラブルなく完了した。
以下はやり取りの覚え書き、メモレベル。
- 外装については、足場を組むだけでも何十万円の費用が掛かるので、10~15年に一度くらいにメンテナンスを見直すくらいで十分。
- バルコニーのデッキの材料はヒノキで、メンテナンスとして、外部専用の木部保護塗料を塗装したほうが良い。
一般的に使われる木部保護塗料として、大阪ガスケミカル社製の『キシラデコール』という商品がある。
我が家のバルコニーの面積は、3.8m2前後。針葉樹のヒノキを用いていることから、無色&下塗り用として『キシラデコール カラレス #101 0.7L』を用いて1度塗り、『キシラデコール ピニー #102 1.6L』 or 『キシラデコール ピニー #102 0.7L』*2 を用いて2度塗り→3度塗り。