2020年のNISA投資枠を無事に使い終えたので改めて整理してみる。
買付タイミングは2回、9月と12月に実施した。12月分は権利付き最終日ギリギリの約定であり、例年通り慌ただしかった。なお、今回は2015年のNISA口座のロールオーバーは無し。
昨年同様、直近の上場銘柄を当初は狙っていたが、コロナ禍により戦略を変更した。2~3年後、新型コロナが落ち着く(もしくは、共生する)頃に、しっかりと業績を戻せているであろう銘柄を狙い撃つ。加えて、常に監視を続けている保有銘柄をターゲットにする。決算等も見ており、堅調な銘柄を判断しやすいためである。
コード | 銘柄名 | 買付日 | 買値 | 買付株式数 | 買付額[千円](割合) | |||
自分 | 奥 | 自分 | 奥 | 合算 | ||||
3895 | ハビックス | 12/28 | 416 | 600 | 600 | 310 (26.0%) | 310 (26.0%) | 620 (26.0%) |
6086 | シンメンテホールディングス | 12/28 | 700 | 200 | 200 | 140 (11.7%) | 140 (11.7%) | 280 (11.7%) |
8793 | NECキャピタルソリューション | 9/25 | 1860 | 400 | 400 | 744 (62.3%) | 744 (62.3%) | 1488 (62.3%) |
- | 総計 | - | - | - | - | 1194 | 1194 | 2388 |
よって、今回は保有銘柄の買い増しのみを行った。コロナ禍により一時的に株価を下げている銘柄、且つ安心して保有を続けることができる銘柄を選択。保有銘柄が約60あるため、かなり悩みはしたが、結果選んだのはハビックス(3895)、シンメンテホールディングス(6086)、NECキャピタルソリューション(8793)の3銘柄のみ。
NECキャピタルソリューションについては、特定口座で1単元を5年以上保有していたため、5単元以上、且つ1年以上の継続保有で得られる優待品のグレードアップを目論み、4単元を買い付けた。したがって、NISA投資枠の約62%と偏りが出てしまった。ただし、配当率は3%を超えているため、そこまでの下落もないのではないかと考える。
また、シンメンテHDについては、元々の保有株式数が300株だったのだが、2017年11月に分割1→3、2020年3月に分割1→2をそれぞれ行い、1,800株となっている。これを2,000株にすることで何となくキリよくなる。よって、買い付け株式数を200株とした。また、株主数維持や追加買い付け期待から、保有株式数2,000株の株主優待の新設に淡い夢を見た、というのもある。
なお、2016年のNISA口座買い付け分について、全てロールオーバーすることとした。理由としては、シンメンテホールディングス(6086)(当時は、シンプロメンテ)の含み益が100万円近いこと、および新型コロナの影響が落ち着くことで再度成長していくと思うため(今回2020年に追加で買い付けたのも、5年という長期スパンでの株価上昇を見たため)。加えて、SFPホールディングス(3198)、サンリオ(8136)についても同様のことがいえる。
2023年12月末で一般NISAが終わってしまう。2021年の一般NISA口座での買い付けは前述のとおり行うことはできないので、この間に売却も含めて検討を進めていこうと思う。