時間を迎え、館内に入る。シネコンだから、室内って言い方がいいのかもしれん。女子高生6人組やら、単独男性客(みんな若い、もちろんココに俺も含まれる)やら、2~3人から成る男性グループやら、席の7割は埋まっていただろうか。意外にもカップルの数は少なかった。確かに、デートで観るような映画じゃないわな、これは。
そして、あらすじとかかっ飛ばしーの、いきなりの感想。『SAW』シリーズでこの4作目のテーマを付けてみると、ズバリ”閑話休題”、もしくは”布石”。『SAW4』は、”4″というよりも、”番外編”といったほうが良い気がする。少しネタバレにつながるので、この先は少し伏せ文字(見たいときは文字を反転させてね)を使おう。さて、『SAW4』の内容を簡潔に言うと、『SAW3』の裏側&『SAW5』へ向けた土台作り。以前のナンバリング作品を観ていなくても多少わからないところはあるが、『SAW4』単独でどうにか観ることができると思う。もちろん可能なら、激しく『SAW』~『SAW3』を観ることを勧めるけれど。
しかし、今回もエグかったなぁ。オープニングのエグさは最早定番となっているからまだしも、そのオープニング後もしばらくエグい描写が刻々と刻まれているから、なんとも気持ち休まらない。ただ、『SAW3』に比べたら、まだマシだったような気がする。どこそこが、とは言えないが、う~ん、なんとなく、だね。とはいえ、苦手な人は『SAW3』も『SAW4』も同じようなエグさにみえると思う。というか、スプラッタ物が苦手な人は絶対に観ない方がいい。
『SAW5』は案外早く公開されそうだ、と思い調べてみたら、どうやら2008年10月公開らしい。しかも、既に『SAW6』の製作も進んでいるらしい。まだまだ『SAW』ワールドとはお付き合いしていくことになりそうだ。
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