キネカ大森 > スクリーン3 > 座席C-5~7にて、19:05の回を鑑賞。
『君の名は。』、『天気の子』に続き映画館にて鑑賞。前作は、6歳の子供にとっては少々難しかった記憶があったけれど、今は9歳。いたく感動していたのが印象的だった。「もう一回行きたい、もう一回観たい」という率直な言葉が物語っていた。
別日にMOVIX亀有で『RRR』を見た際に、かなり立派な展示があったので併せて載せてみる。ダイジンや脚が一本欠けている椅子(中身は草太)の音声を聞くことができるQRコードなんかもあったりした。
宮崎県からスタートする震災をテーマとした全国行脚物語。場所は、みんなドキドキワクワクの廃墟。地図に無い村とか、今回の廃墟とか、人の息が常にかかっていない場所には神秘性を感じる。そこをターゲットにしてきた。また、沖縄、北海道といった観光地として基盤ができているところはしっかり排除。また、通らなかった中国地方は仕方なし。大分→四国(愛媛)ルートの方が物語としても整う感じがする。
ロードムービーということもあって、『ルージュの伝言』など大人にとって懐かしい曲が埋め込まれている本作、子供たちにはどう映るのだろうか。わが子(9歳)にとっても、東日本大震災を経験してないからか、映画からは地震の怖さを感じ取ることはできなかったようだ。イベントのひとつのように感じ取っていた。やはり、一度、大震災によって何が引き起こされるか、宮崎ではなく、大阪や東京といった大都市圏での例があった方がわかりやすかったのかなぁ、と思ったりした。
ただ、子供と一緒に目線を整えてみることができたのは間違いない。映画としてとても楽しむことができた。
公式サイト: すずめの戸締まり
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