2月1日に1年点検を受けて、本日15日に補修が完了した。
点検を受けての是正工事は以下の通り。しっかりと作り上げた家なので、基本的には軽微な内容となっている。
- 漆喰補修
- 建具調整
- 木部等の補修
- バルコニー手摺の交換
- その他の是正工事(駐輪場屋根のガラス片回収など)
なお、バルコニーの手すりについては、昨年の台風19号被害にて交換した部材の合わせこみが上手くいっておらず、その点の補修となる。また、建具については、経年により発生してきたゆがみが原因。造作部材だと、やはり木の変化などが直近3年は現れてくるとのことだった。水分量の変化に伴う柱の割れなども同様。
また、漆喰補修については以下のアドバイスをもらった。今後の手元メンテナンスの参考にしていきたいと思う。
1. 壁をこすってしまった時のすり汚れ、また手垢などの軽い汚れは消しゴムでこすって対処可能。もし落ちない場合はメラミンスポンジを少し水に濡らしてこすれば落ちる。但し何年も経ってしまったしっくい壁に消しゴムやメラミンを使用するとその箇所だけ目立ってしまう事がある。目立たない場所で一度様子を見ながら使用した方がよい。
2. 飲み物等のシミや油性マジックなどの汚れはサンドペーパーを使用する。サンドペーパーは150~300番程度のものを使用すること。また、さらにしつこい汚れには重曹と漂白剤(塩素系漂白剤)を試してみるとよい。
- 粉末の重曹を水でペースト状にして汚れに塗り30分程置く
- 次に漂白剤を5倍程度に薄めて霧吹きに入れる
- 汚れに吹きかけてまた30分程置く
- 最後に水を吹きかけ漂白剤を薄めれば完了
※重曹がなければ漂白剤のみでも可
※漆喰の主成分は水酸化カルシウム(アルカリ性)なので酸性の洗剤は使用不可
3. それでも落ちない場合や汚れの範囲が広い場合は塗りなおし