2F洗面台をすっきりと納得できるレベルに持っていくべく、乃木坂のセラトレーディング(CERA TRADING)のショールームに出向いた。
各種洗面器の紹介は“予約は前日までに”という記載がWEBにあったが、一か八か当日AMに電話をしてみると無事に予約することができた。そして、PMに現場に向かう。
今回は、幅200mmにきれいに収まるような洗面器を実際に確認することが目的。事前に提案を受けていた、Tform輸入販売のオランダメーカーclouの『Flush(BRS70-0403-001)』のサイズ感を意識する。奥行き180mm、有効奥行140mm。
まずは、SCARABEO社の『TR(SB803104)』を確認。WEBの画像の印象はスタイリッシュだったが、実物の高さを確認すると相当なインパクトがある。フロアに鎮座するベッセル式として、これはちょっと厳しそうな印象を受けた。
次に、KERAMAG社の『iCON(KE124736)』を確認。WEBの画像からは印象がよくわからない。実物を見ると、手洗いがラウンド型で見た目キレイ。深さも申し分ない。ただし、やはりスクエア型のベッセル式だと高さに因らずインパクトがある。
最後に、FLAMINIA社の『Pass(FLPS40)』を確認。正直候補に上がっていなかった製品だが、実物を見ると印象がとても良かった。とくに、ラウンド型の洗面器であることから、高さを然程感じさせない。側面から見ても重厚感のあるイメージは受けない。また、カウンターとの接地面の奥行が180mmであることから、前出のふたつの洗面器よりも施工の幅が広がると考える。
それと、カウンター取り付け専用であり、壁面との設置も考慮されており、水跳ね等もカバーできそうだ。ラウンド故の掃除のしづらさはもちろんあったのだが、第一候補として本製品を挙げることにした。
ちなみに、GALASSIA社の『Plus(GA6035S)』も候補に挙げていたのだが、そもそも壁面設置が考慮されていない製品(洗面器外面すべてが成形されている)であることから除外した。わざわざ倉庫から出してもらって実物を見たからこそ、この判断がくだせた。やはり、現地確認はとても重要だと認識する。
帰宅後に早速情報を整理、その後設計会社にメールを送信した。さて、検討結果はどうなるのだろう。