ヨーロッパ企画の映画祭、『ショートショートムービーフェスティバル』。その第6回大会に足を運んできた。少し雲が目立つが、十分な晴れ模様。滅多に降りることのない虎ノ門駅、そこからニッショーホールを目指した。
司会はヨーロッパ企画の上田さんと中川さん。そして、ゲスト審査員はカブキロックス(氏神一番)だ。第6回ということもあり、テーマはロック。文字通り、6になぞっている。
くじ引き後、上映順が決定する。なんと、1番手に東京予選会1位通過の永野さん(ヨーロッパ企画)、2番手に大阪予選会1位通過の諏訪さん(ヨーロッパ企画)が組み込まれるという劇的な幕開け。そして、3番手は、我らがかせきさいだぁ≡! ハグトン映画を携えているはず。実は、かせきくんのダブルブッキングに伴い順番を入れ替えてもらったんだけどね。さて、あとの順序は、モッカモッカ(演劇ユニット)、徳尾さん(とくお組)、カリカ・家城、山脇さん(ヨーロッパ企画)、水野美紀、酒井さん(ヨーロッパ企画)、上田さん(ヨーロッパ企画)、石田さん(ヨーロッパ企画)、P・P・P(映像制作ユニット)、山口さん(ヨーロッパ企画)、渡部さん(一般参加)、井筒さん(アニメーター)、そして黒木さん(ヨーロッパ企画)となる。
とりあえず、ボクは諏訪さんに入れたよ! 単純でテンポ良く5分があっという間。制作者側の試行錯誤も見え隠れして、分かりやすく楽しめた。
じゃあ、誰にスポットをあてましょう。うん、ハグトンだね! なんと、ハグトンの中の人はスチャダラパーのボーズだったんだよ。まさかのサプライズ、個人的に。そして、終始そのハグトンの相手をするのがスチャダラアニ。まさかのサプライズ2、超個人的に。映像は懐かしく、なんだか1993年前後のスチャダラパーのPVを彷彿とさせる。『ゲームボーイズ』のまさにそれ。最後は、ハグトンとアニがジャンプして決めッ! ひとりで喝采送っていました。かせきくん好き、スチャダラパー好きにはたまらない映像だったんじゃないかな。
ヨーロッパ企画はtwitter経由でたまたま知ることができたんだけど、そんな京都の劇団とかせきさいだぁ≡を経由して、スチャダラパーが絡むとか本当に夢にも思わなかった。自分のお気に入りは、どこかで交わる運命だったのかな。木村カエラといい、ヨーロッパ企画といい、まさかまさかでした。
ちなみに、グランプリは永野宗典さんでした。ロックというテーマを、”ロックンロール”で表現し、”ロック”と”ロール”のふたつのテーマを持って貫き通した作品。5分なのに、とってもロックンロール。納得です。1番目に登場して1位ってホントすごいよね。
あと、個人的に印象に残ったのは、最前列の右側の席だったため、舞台袖の監督たちの姿がくっきりぱっちり見えてたんだけど、そこでの石田剛太さんのはち切れんばかりの笑顔。とっても楽しい気持ちになっちゃいました。心から楽しんでるんだろうなぁ、って。
よし、来年、第7回があればそれも遊びに行っちゃうぞ!
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