ヒューマントラストシネマ渋谷で『君の名は。』を観てきた

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ヒューマントラストシネマ渋谷 > スクリーン2 > 座席F-6 にて、13:55の回を鑑賞。

最近巷で話題をかっさらっている、この映画『君の名は。』。監督は、『ほしのこえ』や『秒速5センチメートル』を世に送り出した新海誠。

新海ワールドと言われる、青春時代の恋愛模様と、主役たちに引けを取らない広がる風景の数々。これくらいの知識量で劇場に足を踏み入れる。劇中音楽はすべてRADWIMPSが手がけている。

主人公ふたりの住む、東京の中央・総武線沿線と飛騨の糸守町(架空の町)を舞台に物語はすすんでいく。身体はそのままに、こころの“入れ替わり”が別の場所に住むふたりに偶発的に起こる。そして、真相が徐々に明かされていく。

あらすじはこの程度でいっか。物語がどんどんすすんでいくと、ふと頭のなかに叙述トリックという単語が浮かぶ。操るは時間軸という線。糸々を寄り合わせて紡ぐ伝統工芸品である組紐がこの映画の中でキーとなっているが、その紐が色んな形で体現されている。前述の時間軸もそのひとつ。

また、主人公ふたりが東京ですれ違い、絡み合うシーンにおいては、必ず黄色の総武線と橙色の中央線が行き交う場面が映し出される。電車を紐に見立て線路上で編み込まれているように錯覚を覚える。直接的でない表現が随所に散りばめられており、切れそうで切れない線に終始そわそわさせられていた。

糸は結ばれてなんぼ! ってことで、最後はもちろんハッピーエンド。疾走感があり、最後もそのまま駆け抜けきった。そして、最後まで観て、ラッドの音楽でないとこの映画の魅力は際立たないな、と強く感じたのでした。

評点: (8/10)