TOHOシネマズ(六本木)で『トゥルー・グリット』を観てきた

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初来訪、TOHOシネマズ六本木ヒルズ。しかし、全国にあるTOHOシネマズとは違い、鑑賞代が若干高かった事実に気付いたのは、現場に着いてからでした。ベネフィット・ステーションを用いれば通常1,300円なのだが、六本木ヒルズのみ1,500円という。でも、訪れてしまったからしょうがない。前々からずっと観たかった掲題の作品を観ないわけにはいかない!

先月鑑賞した『シリアスマン』に引き続き、コーエン兄弟作品がこれ、『トゥルー・グリット』。父の敵を討つために、少女が犯人に復讐を誓い行動に移す、という大雑把なあらすじしか知らない状況での鑑賞。ある意味、予備知識はあってないようなものだ。なんたって、コーエン兄弟作品、何かしらの不条理さが息を潜めているはず。

と、ここで補足事項。この作品、リメイクだったんだね。1969年製作の『勇気ある追跡』。ただし、オリジナルは、少女が復讐を依頼する保安官が主役で、リメイクは、前記少女が主役を張る。視点が変わるから、物語の情景も変わるだろう。

さて、上記の補足事項の通り、リメイク作品のため、オリジナルの話からは逸脱しない。つまり、『True Grit』を打ち崩すことは難しい。そのため、『オー・ブラザー!』とはまったく雰囲気の異なるロードムービーに仕上げられていた。ユーモアさを感じさせつつも、最大の重きは復讐への強い思いの描写。その強い思いの行き着く先も淡々と描かれていた。

鑑賞後の感想をひとつだけ。復讐を心から願う少女を主役にしている割には、いまいち殺された父への情愛を感じられなかった。もちろん、心情描写は十分に描かれていると思うが、おそらくその殺されるシーンが、さっと風が吹き抜けるがごとく終わってしまったからだろう。ちょっともったいない。

しかし、人間が静かに絡み合い事を成し遂げていく作品をうまく編み出すコーエン兄弟には感嘆させられる。次回作も期待!

評点: (7.5/10)

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