チネチッタで『アメイジング・グレイス』を観てきた

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甚大な被害を出した東日本大震災から3週間、映画館が少しずつ復活してきた。無料引換券を使わなくては、ということでチネチッタで掲題の作品を観ることにした。ただ、映画館に足を運んで初めて使えなかったことに気付いたんだけど。期限が3月21日まででした……。

賛美歌『Amazing Grace』をテーマに、奴隷貿易撤廃に向けてひとりの政治家が貴族院に立ち向かう物語。体を壊し、アヘンチンキを服用しつつも、事を成し遂げようと数十年にわたって命を削り続ける。彼の精神の師は、牧師として神に仕えるJohn Newton。前記賛美歌の作詞家でもある。なお、本作品の中では奴隷船の船長として描かれている。

英国の歴史を知るものならば、人物は分からずとも結末は分かるだろう。ただし、どのような過程でその結末に辿り着いたのかは、知らない人が多いだろう。最後の勝訴の場面で、ある政治家が云った。

「かのナポレオンは、血の戦の中で勝利をもぎ取り、華々しく凱旋した。ただし、延々と安眠はできないだろう。今回勝訴した彼は、表舞台にはっきりと見えてこない戦に勝利した。苦労は計り知れないが、今日を境に安眠が約束されるだろう」

本作品であるが、例えば『英国王のスピーチ』等によって隠れてしまい、あまり目立たない立場にあるように思える。うーん、もったいない。東京都健全育成審議会の推奨映画でもあるというがそれも十分頷ける。主役・ウィルバーを演じているヨアン・グリフィズははまり役で、終始画の中に引き込まれ続けていたのでした。

評点: (7/10)

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