ヒューマントラストシネマ渋谷で『シリアスマン』を観てきた

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場所は、渋谷のヒューマントラストシネマ。宮下公園近くのcocotiの7階および8階がそれにあたる。13:50の回。今日現在、東京で『シリアスマン』を上映している劇場は、ここのみ。そのためか、かなりの大入りだった。

ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督作品。去年のアカデミー賞作品賞にノミネートされたから、知っている人は知っているだろう。きっと、ブラックユーモアのたっぷりと詰まった底抜けのおもちゃ箱がガチャンとひっくり返る展開だろう。勝手に予想。コーエン節のピリリと効いた内容に胸躍らせつつの鑑賞スタート。

そして、鑑賞後。『アメリカン・ビューティー』をふと連想してしまった。作中では、登場する人々がしっかりと、しかし無理矢理本来の役を全うしようとしているので、どこかチグハグ感がある。この微妙なズレが徐々に大きくなり、主人公の安寧の場をことごとく潰していく。ラストのシーンは、結局こうなっちゃいました、安息なんてあったもんじゃないね、残念でした、っていう体。中途半端な終わり方に感じるかもしれないけれど、あの終わり方はある意味きれいだと感じる。だって、その後の展開はさほど悩むことなく想像できるから。

クスりと(失)笑を誘う要素がふんだんに盛り込まれた一作、しかし上映劇場が少なすぎるのが悲しい、なんて。それが難点。テアトル系列なので、きっと銀座や有楽町でそのうち始まるはず。そう願って、真面目に印象に残った単語でも最後に綴っておきます。Jesus Christ!!

評点: (7/10)