テアトル新宿で『冷たい熱帯魚』を観てきた

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16:30の回、園子温脚本・監督作品、がこれ。ベネフィットのテアトル割引券の発券に手間取り、劇場に16時過ぎに着。そこで突きつけられる立ち見の言葉。若干迷ったが、今日観なければベネフィットでチケットを購入した意味はない。立ち見チケットの整理番号は13、片手にそれを握りしめ場内に入った。

R18指定で、どういう方面に転ぶのだろうと思ったら、スプラッタエログロ系。人間という存在が、肉体的にも精神的にも薄い皮一枚、外面的に出来上がっていることを知らしめさせられる。誰しも負に塗れた他者の姿、ましてや自分の姿を知りたいとは思わない。しかし、この映画ではそれを至る所で見せつけている。とっても不快感。ただ、その不快感がドロドロと血入して来ず、すぐに消化され体外に出てしまうから、スカッとした気持ち良さがある。

スクリーンはストーリーよりも登場する人々の姿をごく自然なカメラワークで映し出す。だからこそ、最後のシーンの気持ちよさが映えてくる。「やっぱり結局は人間こうなんだよな」って。

予備知識無しでの鑑賞、映像に飲み込まれ気付いたら146分が経っていた。立ち見で2時間ちょっと。全くそんな時間を感じなかった。それもこれも、でんでんパワーだろう。彼の存在が無かったら、もっともっと嫌な気持ちになって劇場を後にしていただろう。

今週の段階で、銀座や池袋でも続々と上映が始まっている。ぜひぜひ、言い表しようのない不快感を味わいに劇場に足を運んでみてください。

評点: (8.5/10)

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