銀座テアトルシネマで『ヤコブへの手紙』を観てきた

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虎ノ門で4日間の技術研修、宿泊は赤坂、2日目以降の終了時刻は18時前。そして、今日は水曜日。素敵なサービスデイ、1000円の日だ。研修終了後、迷うことなく、銀座のテアトルシネマに足を運んだ。掲題の『ヤコブへの手紙』を鑑賞に。

19:10の回、劇場内は満員御礼でした。水曜日だからって、みんな来すぎ! と感じつつも、17:35の回の人数は大したことが無かったことから、会社終わりにそのまま流れ込んできているんだろうな、と簡単な推理。

さて、本作は75分という短い映画。現にあっという間の鑑賞だった。あっという間ということは、世界にどっぷりと浸り込んでいたということだ。『ヤコブへの手紙』、これは新約聖書の”ヤコブの手紙”に間違いなく掛けているだろう。

主要な登場人物は3人。盲目の牧師ヤコブ、元終身刑囚レイラ、郵便配達員。映画冒頭では、未だレイラは終身刑囚、ヤコブの恩赦で釈放された。そうとは知らぬレイラは、刑務所員の言葉に従って、ヤコブのいる牧師館を訪ねた。彼女の仕事はただひとつ。目の見えないヤコブに届けられる手紙を読み、返事を書くことだ。ふたりの静かな生活が始まる。

物語は、静かに厳かに進行する。BGMは脳内を巡ることなくするりと抜け去る。感じられるのは、登場人物の発する音と、苦悩に満ちた葛藤。劇場ではもちろん、今思い起こしても鳥肌が立つ。これ以上内容について記すと、もう物語の確信に触れざるを得ないので打ち止め。

フィンランドの情景、牧師館、教会、寡黙な人々、すべてが本作に嵌っていた。是非、牧師ヤコブを最後まで見つめてみてください。

評点: (9/10)

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