ヒューマントラストシネマ有楽町で『赤と黒(デジタルリマスター版)』を観てきた

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いつの間にか、シネカノン有楽町2丁目から名称が変わってしまっていたヒューマントラストシネマ有楽町に観に行ってきた。13時40分から17時10分までという長丁場。途中に10分の休憩も用意されていた。

原作は3年くらい前に既読だったため、映画ではどの点が強く描かれているのか気になった。それが楽しみでもあった。幕が上がり上映開始。原作の重みを思い出しながら鑑賞していた。

感想としては3時間半じゃ全然足りない! ってこと。物語の導入部分でジュリアン・ソレルがいかにして金と名誉に固執し、レナール家に家庭教師として訪れたのが描かれていなかったのが残念。また、マチルドとジュリアンの学を通じたやり合いも描かれていなかった。そして、マチルドの妊娠のことも……。

とはいえ、上記のことを盛り込もうとすると軽く2時間は必要だろうし、製作者側も頭を悩ませてストーリーを構築したはず。そのメインテーマは”愛”、これは間違いない。終始この言葉は至る所に埋め込まれていた。だから、心理的描写は幾分抑えられていたんだと思う。でないと、この短い尺の映画の主題がうろうろとしちゃうだろうから。

最後に、リマスター版とはいえ、やはり大画面で観るのは楽しさ倍増。昔の映画でもスクリーンとマッチして、色あせを感じさせない。これからもスクリーンを通して、観る機会のない昔の名作をいろいろと観ていければいいな。

評点: (3/10)